ペンギン目
ペンギン目は鳥綱の中の分類群の一つで、泳ぐ生活に特化した、飛べない水鳥の系統である。
元々は北半球に生息していたオオウミガラスがペンギンと呼ばれていたが、ペンギンとオオウミガラスは別の系統である。
現生のペンギンは全てペンギン科に含まれている。
イワトビペンギンは生息地によって3種(キタイワトビペンギン、ミナミイワトビペンギン、ヒガシイワトビペンギン)に分けられる。この3種は生息地が重なっておらず自然には雑種を作らないほか、遺伝的にも違いがあることから、別種として扱う。(飼育下で繁殖能力のある雑種ができても自然環境で雑種を作らない場合は同種とみなさない。)
一方、コガタペンギンとハネジロペンギンは自然交配するため、羽の色や体長などの外観の違いがあっても亜種とみなす。
以上を考慮すると、現生のペンギンは19種類となる。
表.ペンギン目(化石種は代表的なもののみ記した)
| ペンギン目 Sphenisciformes |
ペンギン科 Spheniscidae |
Anthropornis | †アンスロポルニス |
| Pachydyptes | †ジャイアントペンギン | ||
| キングペンギン属 Aptenodytes |
コウテイペンギン、キングペンギン | ||
| アデリーペンギン属 Pygoscelis |
アデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギン | ||
| ケープペンギン属 Spheniscus |
ケープペンギン、フンボルトペンギン、マゼランペンギン、ガラパゴスペンギン | ||
| コガタペンギン属 Eudyptula |
コガタペンギン | ||
| キンメペンギン属 Megadyptes |
キンメペンギン | ||
| マカロニペンギン属 Eudyptes |
シュレーターペンギン、マカロニペンギン、ロイヤルペンギン、 キタイワトビペンギン、ミナミイワトビペンギン、ヒガシイワトビペンギン、 フィヨルドランドペンギン、スネアーズペンギン |
また、ペンギンの名前は文献によっては別名が載っているため、検索するときは注意が必要である。
以下に代表的な和名を記す。
- Aptenodytes forsteri
コウテイペンギン、エンペラーペンギン
- Aptenodytes patagonicus
キングペンギン、オウサマペンギン
- Pygoscelis adeliae
アデリーペンギン
- Pygoscelis papua
ジェンツーペンギン、オンジュンペンギン
- Pygoscelis antarcticus
ヒゲペンギン、ナンキョクペンギン
- Spheniscus demersus
ケープペンギン、アフリカペンギン、ジャッカスペンギン
- Spheniscus humboldti
フンボルトペンギン
- Spheniscus magellanicus
マゼランペンギン、パタゴニアペンギン
- Spheniscus mendiculus
ガラパゴスペンギン
- Eudyptula minor
コガタペンギン、コビトペンギン、フェアリーペンギン
- Megadyptes antipodes
キンメペンギン、キガシラペンギン
- Eudyptes sclateri
シュレーターペンギン、マユダチペンギン
- Eudyptes chrysolophus
マカロニペンギン
- Eudyptes schlegeli
ロイヤルペンギン
- Eudyptes moseleyi
キタイワトビペンギン
- Eudyptes chrysocome
ミナミイワトビペンギン、ニシイワトビペンギン
- Eudyptes filholi
ヒガシイワトビペンギン
- Eudyptes pachyrhynchus
フィヨルドランドペンギン、キマユペンギン、ヴィクトリアペンギン
- Eudyptes robustus
スネアーズペンギン、ハシブトペンギン